往診・訪問診療について

来院して診察を受けることが困難となられた方に対して、医師が直接ご自宅へ訪問して行う診療には往診と訪問診療があります。
どちらもご自宅で診察することは同じですが、少し違いがあります。
 
往診
自宅療養中の方が病気やケガなどで急変し、自力で病院を受診できない時に本人や家族などからの要請に応じて自宅を訪問し、診察・治療すること。

往診は診療の合間、もしくは昼休みなど空き時間を利用して行っていることが多く、各医療機関によって手順、方法がことなります。詳しくは依頼する医療機関までご確認ください。
 
訪問診療
定期的かつ計画的にご自宅を訪問して診察・治療すること。

対象となる方は定期的な医療機関受診が必要であるものの、本人及び家族などの環境の都合で受診が困難な方です。この場合は本人または家族と事前に話し合い、ご自宅を訪問する曜日、時間、1カ月間の回数、処方薬の受け取り方法、お支払い方法などを決める必要があります。医師と24時間電話連絡が取れる体制がとられており、何かあれば直接医師の指示を受けたり相談することが可能です。

日本は人口減少と世界でも有数の高齢化社会を迎えており、国の医療費抑制政策もありこれからますます在宅医療の必要性は増してきています
ただ、在宅医療が全ての人にとってベストな選択になるとは限りません。
その選択には個々人の死生観が大きく影響しますし、家族との関係、それぞれの置かれている社会環境によっても変わってきます。
後悔のない選択となるようあらかじめ家族で話し合い、またそのサービスや診療内容について医療機関側とよく話し合ってから決めることをお勧めいたします。